器用貧乏な人の特徴とは?長所と短所をまとめてみた

器用

 

『器用貧乏』よく言えばオールマイティー、悪く言えばこれといった強みがない。

 

そもそも、器用貧乏というのはひとりで何でも熟す器用さを持ち合わせている人が、全ての案件を抱えてしまい結局は物事が滞ったりして良い結果が得られないという風な戒めのことを指します。

 

器用であるがゆえに、あちこちに手をだしてしまい、結果的には何も優れたものが身につかなかった…ということも。私もそんな器用貧乏の一人です。でも器用貧乏だからとマイナスにとらえてばかりではいけません。

 

そこで今回は、器用貧乏の長所と短所を分類してみることにします。

 

器用貧乏の長所はひとりで何でもできること

ビジネスマン

 

上述した通り器用貧乏とはひとりであらゆる分野をこなしていく人のことを指します。器用貧乏は、自立した人に多く見受けられます。自助努力という表現が生涯学習でも有名ですが、これはまずはひとりで何でも出来るようになるということです。

 

こういう教えを真面目に捉える人は、大人になっても他人に頼るまえに自分で解決を図ろうとしてしまうものです。例えば、自宅の水道管が壊れたとします。普通の人は真っ先に専門業者を頼るでしょう。しかし、それさえもひとりで対応しようと試みる傾向があります。

 

長所は修理費用が必要ないということ、安くすむということです。全てのことに言えるのは、自分で旅行を計画したり、家事をこなせば他者に支払う料金は節約できることになります。まとめると、人件費と費用の節約がメリットと言えます。

 

また、器用貧乏な人のメリットは自由という意味もあります。独身貴族という言葉にもあるように、独身を謳歌することができるのも器用貧乏の良いところです。独身貴族という言葉は、男性に多く見られましたが、最近は女性の自立が極まっています。

 

例えば、看護師として働く女性には男性と同じようにマンションを購入する者もいると思います。なかには器用貧乏同士で結婚してマンションが2件所有することになったということもあります。人に頼らないということは、自由がついてくるお得があるのです。

 

器用貧乏の長所は自分の限界や壁をつくらないこと

限界

 

「あれもやりたい!」「これもできる!」と一つの事をしている最中でも、次の事が気になってしまい、心が移ってしまう人がいますね。これは誰でも感じることなのですが、器用貧乏になってしまう人には、自分でできないという限界や壁がありません。

 

一つのことを突き詰めていく人なら、「自分にはこれはできないなあ」と言う苦手意識が働きますが、器用貧乏の人は、苦手意識が起こる前に、とにかくやってみたいと言う好奇心が旺盛です。

器用貧乏の人の長所は、こうした好奇心旺盛なころでしょう。壁を作らず、人とのコミュニケーションも良好の方が多いのが特徴です。垣根を排除して、何か打ち破っていくという勢いや、前向きな姿勢が長所と言えるでしょう。

 

器用貧乏の人は、次から次へと移っていくのですが、前回行ったことが役立ち、さらに上を行く場合もあります。例えば趣味で、最初に行った着付けの習い事が、次には着物をデザインしと、大きな活躍につながることはないのですが、自己実現を継続して続けていくと言う点では、飽きずに行えよいことも。器用貧乏だと言って、自分が悪い方に思わないことが大切です。

 

器用貧乏の長所はなんでも70%の成果が出せる

平均

 

なんでもできるからこその強みって言うのがあります。一点集中タイプの人は苦手な分野はとことん苦手なタイプです。何か仕事で振られても、苦手な分野だったら50%も力は出せないでしょう。逆に器用貧乏タイプはなんでもそつなくこなせるので、ちょっと苦手でも70%は出せます。

 

そういう意味では、器用貧乏じゃない人に比べてチャンスの多さは圧倒的なのではないでしょうか?いろんなことができる人だからこそ、「この仕事はできるかな?」って新しく振ってもらえます。

 

そしていろんなことが「そつなくできる」。私個人としてはこの言葉を使うとなんとなくもやっとした気持ちになりますが…。

 

何事も安定したクオリティでできるって考えると、なんだかいい言葉に思えてきますよね。
ある分野だけはずば抜けてるけど、ある分野ではだめな人。

 

これといって目立つ秀でた部分はないけれど、すべてにおいて合格点がとれる安定した人だったら…。私は圧倒的に安定した人に仕事を振りたいと思います。

 

器用貧乏の短所は何でもひとりで抱え込んでしまうこと

悩む女性

 

器用貧乏の短所としては、何もかもひとりで抱え込んでしまうことです。例えば、何でもできる女性がいたとします。事務職も営業もいろうろこなせるのです。

 

会社が倒産しても、すぐに別の職種に潰しが聞きます。それだけでは、良いことづくしですが、彼女の配偶者である夫は、彼女の金銭を頼りにして働くことをやめてしまうかもしれません。

 

職場では、能力があるためにキャパシテイを超えて燃え尽き症候群やうつ病を発生する可能性もあります。キャリアウーマンとして結婚が遠のいていくかもしれません。最終的には、長生きの遺伝子であるにもかかわらず、他人よりも何倍も無理をしてきて寿命を縮めかねません。

 

器用貧乏になりやすい人は、兄弟では長女や長男という立場である者、頑固な頑張り屋など性格にもよります。健康で体力に長けた人も陥りやすくなります。当人のほとんどが、自覚はあれども頑張ってしまうという性分です。

 

未婚の立場であれば、自立しすぎているあまりに結婚相手が見つからないという結婚難民の仲間入りを果たすこともあるのです。恋人ができても上手く甘えられないことや、依存してくる相手が寄ってくることもあります。運良く結婚ができたとしても、配偶者が働かずに収入を当てにしてくることもあります。

 

器用貧乏の短所は突出した強みがないこと

強みがない人

 

器用貧乏の短所として、突出した強みがないことが挙げられます。すべてのことが平等にバランスよくできてしまうから、何かしら一つの強みがある人にはその分野で負けてしまいます。

 

学校のテストで考えるとわかりやすいかもしれないですね。一人はすべての教科を平均点でとれる生徒。もう一人は数学や英語などの苦手科目は点数が低いが、国語や社会は90点以上。
どちらの方が印象に残るでしょうか?

 

圧倒的に平均点よりもどこかしらに集中して強みがあるほうが、なんとなく印象に残りやすいと思います。器用貧乏の方は何かしら一点に強みがある人と一緒になると、上手くできているはずなのになんとなく「普通」に見られてしまう場合が多いです。

 

これといった特徴がわかりにくい、といった方がいいのでしょうか。風邪薬と総合薬。風邪を引いているときに欲しいと思うのはどっちでしょう?

 

総合薬はなんにでも聞くとは思うけれど、風邪薬のほうがピンポイントに効きそうですよね。総合薬は器用貧乏。風邪薬は一点集中するタイプって考え方です。こういうことを考えてみると、器用貧乏って結構損に思えますよね。

 

器用貧乏の短所は長続きができない

継続

 

器用貧乏の人の短所は、いくら何かを行っても一向に身につかないことです。中には気に入った趣味などあり環境も整ってしまえば、長きにわたり同じことを継続できる人もいますが、多くは器用貧乏で終わってしまいます。

器用貧乏であると、多趣味になりがちで、その度にサークルや仲間ができるのですが、他の趣味に変わってしまうと接点がなくなり、友人も変わってしまいます。友達関係も安定した仲が得られにくくなるのが短所といえます。

そして、器用貧乏にとって一番不利益なことが、「長続きしない人」と認定されてしまうことです。日本人は、苦労して不屈の精神で耐え忍んでいくことが高い評価をされることが多いため、器用貧乏だとわかると、仕事までできないのではないかと重要な仕事を任せられないといった信用がなくなることもあります。

また、器用貧乏のイメージとして、長続きしないだらしない人と映ることもあります。一つの事が継続して続けられないということは、何か人格的に欠点があるのでは…と変な憶測を立てられることも。

一度信用を失うと、回復するのは至難の業。だから初対面の人には、なるべく器用貧乏だと知られない方が得策です。器用貧乏が長所となる時は、たいがい人間関係の構築がしっかりなされている時です。

 

油断してポロッといってしまったがために、仕事上で信頼をなくさないよう、本業ではしっかり継続して行うようにしてくださいね。

 

まとめ

自立志向も良いことですが、度が過ぎてしまえば不運を引き寄せてしまいます。器用貧乏な人を救うには、とくに元々は丈夫であったにもかかわらず、必要以上に無理を続けてしまい最終的には身体を壊してしまいかねないということに注意を払う必要があります。

 

自立した人には依存的な人が利用しようとして近ずいてくることもあります。悪縁を招いてしまいかねないということに注意を払う必要がありそうです。

 

器用貧乏の人は、いかすも殺すも自分次第です。今は器用貧乏かもしれません。しかし、この地道な作業がいつか身を結んでいくこともあります。

 

最初は小さなことから始まった趣味も、次の趣味に移ってしまえば、前回の経験が必ず生きています。こうした貴重な経験値は、お金では買えないとても大切なものです。

 

器用貧乏だから…と悲観することなく、今行っていることに常に一生懸命に行っていれば、いつか器用貧乏だった自分が、ある事柄を追及する人に変わっているかもしれません。

 

それとも、器用貧乏から大きく飛躍していることもあるかもしれません。今の経験を大切にして、次の土台と思ったらよいのではないでしょうか。

 

以上、器用貧乏のメリット、デメリットを紹介しました。何事にも長所と短所はありますが、長所と短所は紙一重。表裏一体。

 

器用貧乏も、聞こえは悪いですがポジティブに考えればとても素晴らしい能力だと思います。全てにおいて安定した仕事ができる人ってなかなかいません。

 

こういった人はあまり目立ちはしないと思いますが、縁の下の力持ちとして人々を支える力がある人です。自分の持っている能力、自分の役割がはっきりわかれば強みになる。それが器用貧乏。

 

一つのことは極められないけれど、すべての物事の精度をどんどんあげていけば…。あなたはいろんな人から支持される、素敵な器用貧乏になれると思います。

 

全てにおいて完璧なほどクオリティがあげられたら、それはもう最強クラスですね。器用貧乏はそれぞれの能力を伸ばすことで、器用貧乏ではなくて器用な天才肌になれる可能性があります。あまり悲観せずに、自分の可能性を信じましょう。

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