容量が悪い人の特徴と改善方法

要領が悪い

 

私は一時パート勤めをしていたことがあります。書籍やCDのピッキング作業でした。私はお世辞にも要領が良いとは言えませんでした。

 

注文書を見ながら作業をするのですが、注文書1枚分の作業なら、そんなに同僚たちと時間差が有る訳ではありません。ほんの少し遅いだけです。

 

ところが、注文書が10枚、20枚と進むに連れて、同僚たちと20~30分も差がついて来るのです。そんな状態なのに、他の人が困っていると、助けに入ってしまいます。

 

自分のことだけに集中出来ませんでした。よく要領の悪い人を周りが見えない人、気が付かない人などと評価しますが、私はそうではないと思います。

 

私は自分の仕事の遅さには、気がついていました。そして必要以上に気にしていました。仕事が遅いことは、1日で改善できることでは無いので仕方が無いのですが、割り切ることも出来ず、焦ることで余計に遅くなってしまいました。

 

まるで悪い夢の中で仕事をしているような感じでした。要領の良いパートさんからは、よく気にしすぎないようにとアドバイスしてもらいました。

 

要領が悪いと言われる人は、周りがよく見えているので自分が何をどれくらいの速度でこなせば良いか、分かっているのです。ただ自分が思う速度と、実際に出来る速度に差があるために焦ってしまうのです。

 

焦ることで頭がよく働かなくなってしまい、余計に仕事が遅くなってしまいます。その結果、自分は仕事が遅いと萎縮してしまいます。萎縮することでそれまで出来ていた仕事を失敗したり、新しい仕事を覚えられなくなります。

 

こうして負のスパイラルに陥り、一人の人間に要領が悪い、と言うレッテルが貼られます。

 

要領が悪い人は気が散りやすい

草むしり

 

要領が悪いと言われる人の中には、気が散りやすい人が多い傾向にあります。

 

例えば、草むしりのことを考えて見て下さい。一つの場所の草をむしっていると、別の場所が気になりませんか。先にあっちをむしったほうが良いと思うのです。

 

でも移動したらまた別の場所が気になります。結局草むしりはきれいに終わりません。これと同じでその時気になったことを、我慢出来ず、手当たり次第にやる人がいます。

 

このような人は、ひとつの作業を完成させることが難しくなります。ひとつのことに集中している人に比べて、要領が悪くなります。

 

要領が悪い人が行う改善方法は、要領の良し悪しの他に、自分のセールスポイントを作ることです。要領は悪いけど、仕事を投げ出さない、誰にでも気持ちよく挨拶する、急に仕事は休まないなど何でも良いのでセールスポイントを作って周りの人たちに受け入れてもらうのです。

 

周りの人に受け入れてもらうことで、自分が必要以上に焦ってしまい、負のスパイラルに陥ることを防ぎます。またセールスポイントが有ることが心の支えになり、萎縮することも防ぎます。要領が悪いことで、周りの人に助けて貰う場合も有るでしょう。

 

しかし自分のセールスポイントにしていることで、周りの人を助けることも出来るのです。要領が悪くても、その場に必要な人材になることが出来ます。

 

気が散って仕事が要領よく出来ない場合は、自分が何をするべきかはっきりさせる必要があります。頭の中で考えるだけでなく、紙に書き出して自分の目で確認するようにしましょう。

 

 

気になることがあっても、まず紙に書き出したことだけを行うように、習慣づけます。次に移るのはそれが終わってからです。

 

最後にもう一つだけ、どうしても言いたいことがあります。要領が悪いから、早く仕事が出来るようになりたい、と思うことは悪いことではありません。それは向上心の表れとも言えます。

 

ですが、時間が掛かって要領が悪いと思う時、仕事を着実に、丁寧に行っていることもあるのです。何かを覚える時も、ゆっくり時間を掛けて覚えたことは、早く覚えたことよりも記憶に残りやすいです。

 

すべての事において、要領が良くて早く出来ることが善で、要領が悪くて遅いことが悪だとは限らないのです。このことは要領が悪いと思っている本人も、その周りの人も覚えておいた方が良いと思います。

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