【初心者向け】Discordのハードウェアアクセラレーションとは。有効にするメリット・デメリットを解説

複数人でゲームをする際によく使われるDiscord。

そんなDiscordの設定にはあまり聞きなじみのない「ハードウェアアクセラレーション」という設定項目があります。

しかし、ハードウェアアクセラレーションとは一体なんなのか、有効にすべきなのか迷う方も多いでしょう。

そこでこの記事では、Discordのハードウェアアクセラレーションについてメリットやデメリットを交えて解説していきます。

Discordとは

まずはDiscordについてかんたんに解説します。


Discordは主にボイスチャットに使われる通話ツールです。

非常に軽量かつ通信量を必要としないことから、パソコンの性能が非常に重要となるFPSゲームをする際によく使われています。

Discordのハードウェアアクセラレーションとは

そもそもDiscordのハードウェアアクセラレーションとは何なのでしょうか。

一言で言うと、Discordの処理の一部をGPUで行うようにすることです。


ハードウェアアクセラレーションはソフトウェアが本来行うべき計算処理を、専用のハードウェア(GPUなど)に任せることで、処理の高速化や効率向上を図る技術のことです。

主にグラフィックスや音声処理など、特定の負荷の高いタスクに対して有効な設定です。


パソコンの処理を行うパーツには主に全体的な処理を行うCPUと映像に関する処理を中心に行うGPUの2つがあります。

パソコンでゲームを行う方はよくご存じかと思いますが、ゲームの映像処理にはGPUが使われます。

そのため、DiscordをGPUで処理してしまうと、ゲームの処理に遅延などが発生する可能性があります。

つまり、せっかくいい性能のGPUを搭載していたとしても、Discordの処理に使われてしまい、ゲームがカクカクしてしまうかもしれないというわけです。

ハードウェアアクセラレーションを有効にするメリット

ではDiscordでハードウェアアクセラレーションを有効にした場合、メリットはあるのでしょうか。


Discordでハードウェアアクセラレーションを有効にすると以下のようなメリットがあります。

  1. Go Liveやビデオ通話時に軽くなる可能性がある
  2. CPUの処理が軽くなる

1つずつ解説します。

1. Go Liveやビデオ通話時に軽くなる可能性がある

1つ目は「Go Liveやビデオ通話時に軽くなる可能性がある」という点です。


先ほども書いたように、ハードウェアアクセラレーションを有効にすることで、本来CPUで行う処理をGPUで行います。

また、GPUは映像に関する処理が得意なパーツでした。


そのため、Discord内のライブ配信機能であるGo Liveやビデオ通話といったDiscord内で映像を扱う場合に処理が軽くなる可能性があります。

なお、Discord自体は非常に軽いソフトであるため、基本的にはCPUでの処理で問題ありません。

2. CPUの処理が軽くなる

2つ目は「CPUの処理が軽くなる」という点です。


こちらもほぼ同じ理由ですが、ハードウェアアクセラレーションを有効にすることで、Discordの処理がGPUで行われます。

つまり、その分のCPU使用量が減るというわけです。

そのため、CPUがかなりひっ迫している状況で、GPUに余裕があるのであればハードウェアアクセラレーションを有効にすることで、パソコン全体の処理が軽くなる可能性があります。

ハードウェアアクセラレーションを有効にするデメリット

次にハードウェアアクセラレーションを有効にするデメリットについて解説します。


ハードウェアアクセラレーションを有効にすると以下のようなデメリットがあります。

  1. ゲームのパフォーマンスが落ちる可能性がある
  2. 不安定になる可能性がある

こちらも1つずつ解説していきます。

1. ゲームのパフォーマンスが落ちる可能性がある

1つ目は「ゲームのパフォーマンスが落ちる可能性がある」という点です。


先ほどから何度も書いているように、GPUは映像の処理に使われるパーツです。

もちろんゲームの映像処理にも使われるため、非常にきれいなグラフィックのゲームやFPSゲームを行うとGPUに負荷がかかります。

このときにDiscordがGPUを使っていた場合、本来ゲームの処理ができていた分のリソースがDiscordに使われてしまい、ゲームがカクつく原因になります。


映像関係の処理は基本的にGPUで処理しますが、Discordの処理はCPUでもできるため、ゲームを楽しみたいならDiscordの処理をCPUに任せるのが良いでしょう。

2. 不安定になる可能性がある

2つ目は「不安定になる可能性がある」という点です。


ハードウェアアクセラレーションを有効にすると本来CPUで行う処理をGPUで行うことになります。

そのため、CPUでの処理と比べて不具合が発生するなど、不安定になる可能性が考えられます。

原因不明のトラブルが発生する確率を下げたいのであれば、基本的には無効でも良いのではないでしょうか。

Discordのハードウェアアクセラレーションは有効にすべき?

では、Discordのハードウェアアクセラレーションは有効にすべきなのでしょうか。

結論からいうと有効にすべきとは言いがたいです。


Discordを利用するシーンとしてはゲームをプレイする場面が多いかと思います。

そのときにお互いの画面を共有しながらプレイすることはおそらくないでしょう。

また、Go Liveなどを使って画面共有を行うとしても、ゲーミングPCでDiscordを使うことが多いかと思います。

ゲーミングPCは基本的には高スペックなCPUを搭載しているかと思いますし、GPUを使うほど重たい処理を行うわけでもないので、わざわざGPUで処理するまでもないかと思われます。


以上の点からDiscordのハードウェアアクセラレーションは有効にする必要はないと考えて良いでしょう。

Discordのハードウェアアクセラレーションに関する1問1答

Discordのハードウェアアクセラレーションとは何ですか?

Discordの処理をGPUで行う設定です。
GPUで行うことで、映像関係の処理がより高速になります。

Discordのハードウェアアクセラレーションは有効にすべきですか?

基本的には無効でOKです。

まとめ

今回はDiscordのハードウェアアクセラレーションについて解説しました。

Go Liveやビデオ通話時には有効にすることで高速になるかもしれませんが、CPUでも十分です。

もし無効にしていて重いのであれば有効にすることも手ですが、基本的には無効で良いでしょう。

参考リンク

おすすめの記事